解像度信者の戯言

http://japanese.engadget.com/2009/03/03/asus-eee-pc-1008ha/
最近は新しいネットブック系PCのニュースを見ても「どうせ低解像度液晶なんでしょ」と冷めた目で見てる自分がいるわけで。

一昔前に、各キャリアがスマートフォンを乱発しながらもそのどれもが(W)QVGA以下の解像度という非常に残念な時代があって、ここら辺は低解像度でもOKなアルファベット圏の端末をそのまま非アルファベット圏に持ってきたからニーズと微妙にずれちゃったよ(もちろん高解像度化するとWindowsMobileの処理が追いつかないといったパフォーマンス面の事情もあっただろうけど)って面が大きいんだろうと思う。

そう考えるとSoftBank 930SCの

海外に比べて、液晶の高解像度化が進んでいる日本に合わせて、海外用の3.2インチワイドQVGA液晶ではなく、3.3インチワイドVGA液晶を搭載し、ワンセグを搭載する。このワイドVGA液晶は、日本向けの海外メーカーの携帯電話としては初めてである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/SoftBank_930SC

あたりのローカライズの対応は非常に好感が持てるなぁ。(本体そのものの評判はおいといて)

最近はだいぶ一般層も解像度とかを意識するようになってきてはいる印象。一昔前は目立った「3.2インチ大画面液晶!(但しWQVGA)」とかの、普通の人には画面の大きさをアピールしとけば良いだろう的な謳い文句もあまり聞かなくなった気がするし。

で、ネットブックの話に戻るけど、ネットブックメーカーの多くは台湾とかの非アルファベット圏なわけで、結局ネットブックWindowsXPのしばりだとか低解像度液晶が大量生産で安いとか、そういう事情の方が大きいんだろうね。解像度信者の自分としては好ましく無い状況。いや、お前さんもうそれ以上ノートPCを買う必要ないだろうというツッコミは置いといて。